漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

あっさり風味

■午前、午後一件ずつ訪問。どちらも中三最後の日ということだった。別に何もしなかったけどね。■合間に市民活動促進センターにて相馬氏と話したり、どうぶつの森をしたり。■帰宅後、北海道フリースクール等ネットワークのサイトを変更するべく作成。新年度に…

フォロー+蛇足

■「社会経験」という言葉には、どこか「必要なもの」「意味のあるもの」という雰囲気が漂う。または、「社会経験を積むことで××になる」といった因果関係や。でも、それって胡散くさいな、本当かな。そう疑ってるから、「社会経験」という言葉が俺はあまり好…

連携の連呼

■午前中、通信作成。相馬氏がようやくDSを手に入れたので、「どうぶつの森」をやりつつ。午後、道教委と民間施設の懇談会に出席。久しぶりに見る顔ばかりでうれしくなる。終了後、北海道フリースクール等ネットワークの総会。05年度の総括と新年度の活動・…

終わりもいつものように

■溶けた雪だるまが春の陽気の凄まじさを物語る(右写真)■訪問は4件。火曜の訪問が4件なのは今日が最後となる。本日、ひとりの子の訪問が終わった。開始当時小学3年だった彼だが、4月からは6年生になる。最後の訪問も、いつもと変わらずカードゲーム。毎回毎…

小学校英語、必修化を提言 中教審、高学年で週1時間

小学校段階の英語教育について検討してきた中教審外国語専門部会は27日、全国一律に小学校で英語を実施する「必修化」を提言する審議経過をまとめた。今後、親部会の教育課程部会で授業時間数などを審議するが、導入への異論はほとんどなく、正式に必修化…

英語が必修になるんだと

■午前の訪問はお休みになり、午後から三件。英語を教えたり、話を聞いたり。

漂着近づいたか

■「雨のち晴れ」ってタイトルの歌があったようななかったような。■昼より山田と2人きりでの「漂着教室」会議。それぞれが思い描いているイメージを具体的に書き出し、ぶつけてみた。いやいや、間取りひとつ取っても違う違う。それでも、話し合ううち何とか一…

自給自足

■「おいでよどうぶつの森」の天気なら覚えているのに、今日の実際の天気を思い出すのが難しい。脳年齢が何歳くらいなのか、測ってみるか。■訪問一件終了。4年とこ通い続けたところだ。終了といっても、漂着教室の方に顔を出してくれるとのことだし、更には…

事務方

■陽気がいいので車の窓を開けて走ったら、埃がひどくてまいった。風強し。夕方からは雪が交じり冷える。■山田が「アウ・クル」の会議に出ている間、しこしこと事務作業。来年度の月謝袋を作ったりサイトの修正をしたり。来年度から仕組が変わる分、やらなき…

人事の季節

■昨日の雪落下はびっくりしたよ。固い雪だったらと思うとぞっとするね。■昨日の市教委との懇談の中で人事異動の話も少しでたのだが、なんとも言えない笑顔だった。今日の新聞を見たところ、自分の勘違いでなければ、生徒指導担当の方々は思い切り変わってい…

泣き面に蜂

<泣き面に蜂> 【意味】泣いている顔を蜂が刺すということで、不幸、不運の上に更に悪いことが重なること 【類似】弱り目に祟り目、踏んだり蹴ったり、One misfortune rides upon another's back.(不幸は続くもの) 【用例】親知らずの治療で顔の右側が腫…

フィンランドの話を聞く

■3月10日の日誌でお知らせにあった、子どもの権利のための国際NGO・DCI(Defence for Children International)札幌セクション主催の「フィンランドの『子どもの権利』はどう保障されているか」と題する講演会に参加。講演したのは、北海道教育大学の庄井…

彼岸荒れ

■朝から大荒れ、との天気予報だったが、目が覚めるときれいな青空が広がっていた。雪も積もっていない。また外れたか、と思いながら家を出たら、訪問先では吹雪だった。帰ってきたら、家の周りも真っ白だった。散歩の犬の足跡がまっすぐ続いている。雪は今も…

ふりむけばカエル

■三月に入ってはじめての何もない日曜日。ゆっくりさせてもらいました。野球は勝ててよかったですな。■手作りカエル展なるものを相馬氏から教えてもらったので、見に行った。場所はクスクスオーブン+ホッパーズというところ。ちっちゃなカエルたちがたくさ…

改めよう

■午前中はフリースクールネットの役員会。来週の市教委、再来週の道教委との懇談に備えての打ち合わせ。加えて、ネットワーク定期総会の準備。会計担当なので、決算を出さねばならない。金額自体はそう大したことないが、引き継ぎ時点で若干不明な部分がある…

少しのんびりした日

■今日も今日とて暖かい。雪が解けて、そろそろ車を洗ってもいい頃合いだろう。■説明訪問一件。小学生の子で訪問することが決まる。相馬氏が説明訪問に行ったところも決定している。スタッフにお願いしていくことになるな。■その後訪問一件。WBCで日本が準決…

モヤモヤと

■ウエケンの新刊が出ていたので買った(右図)。せっかくだから、「マンガでも読むか。ヒマだからな」と言って読みたいが、なんだかいろいろあって忙しい。悔しい。■午後の訪問の時間をずらして、旧豊水小学校入居説明会に参加。端っこで控えている予定が、…

これでもいいのか

■暖かい一日。いよいよ春だなぁ、と実感した。そりゃもう三月も半ばだもんな。■午前中通信制高校の屋久島おおぞら高等学校の人と会談。サポート校として提携できないかの話。余計な話を入れるな、長くなったと相馬氏にしかられた。うむ。話自体は、こちらに…

「オルタナティブ教育」を考えるフォーラム

■札幌自由が丘学園主催のフォーラム。しかし、3月末はイベント目白押しだな。連絡、問い合わせは左横のアンテナからどうぞ。 21世紀の学校づくりに通じる「オルタナティブ教育」を考えるフォーラム 日時:3月25日(土)10:00-12:00 場所:JR札幌駅前佐藤水産…

坊や相馬

■俺も自分の中の傾向を発見した。先週末、子供10人くらいと一緒に遊んだ。そういうとき、俺はすっかり子供と同化してしまうようだ。兄弟のような気持になる。4人兄弟でひとり年の離れた長男なのとも関係あるかもしれない。なんだかみんな弟、妹のように思え…

英語を教える

■日曜日はぼくも甥っ子と遊んだりしたのでした。一歳十一ヶ月の甥っ子はウルメイワシと漬け物ときかんしゃトーマスが好物でした。■今日の訪問先では英語を学習。ローマ字でアルファベットを楽に書けるように二ヶ月かけて、いよいよフォニックスで読みの練習…

さかなごっこ

■腹の調子も悪いし、こんな日は家で大人しくしているつもりが、甥と姪が遊びに来て、ついさっき帰るまでしっちゃかめっちゃかに暴れていった。ようやく静かになるも、腹の調子は相変わらずよくないし、寝るまで耕野裕子でも読んで、どんと聴いてのんびりすご…

ちとさみしいミーティング

■月例ミーティングの日。卒業していくスタッフはもう来ない。こぢんまりした感じのミーティングになった。二月の訪問はボランティアスタッフそれぞれに意味のあるものだったなぁ、という感じでした。そして、新しい訪問も始まる予定なのでした。■費用改定の…

庄井良信さんのレクチャーに学ぶパート2

■メールにてお知らせが来たので紹介。パート1はいつあったんだろう。 フィンランドの「子どもの権利」はどう保障されているか 〜「学力」世界一の背景にある<隠れたカリキュラム>を探る〜 日時:3月21日(火祝)13:00-16:00 場所:かでる2・7 720研修室(札…

風の便りに

■高校の教師をしている友人から電話が来た。以前、その高校を受けたいという子供のために、不登校の子供を受け入れているか訊いたことがある。それから3年。その子が無事卒業した、という報せだった。そのことも無論嬉しいが、わざわざ連絡をくれる心遣いが…

みるぞのオバケ

■家を出る時はちらりだった雪が、石狩の奥に走ると前が見づらいくらいのずいぶんな吹雪だった。しかし、もうそろそろこんな雪も見納めだろう。訪問はそこから四件。うち一件お休み。■途中でスタッフの上森さんを送迎。先週末のふれあいスノーフェスティバル…

講演会のお知らせ

「わが子が不登校で教えてくれたこと〜子育てと教育に生かす福祉援助論」 日時:3月21日(火祝)13:30-15:30 場所:札幌市社会福祉総合センター3F第2会議室(中央区大通西19丁目) 講師:野村俊幸氏(社会福祉士、精神保健福祉士) 費用:600円 主催:パーソ…

安芸之介の夢

■何か柔らかいものに指が触れて目が覚めた。目を開けると、枕元に蝶が落ちていた。モンキチョウか。触った感じからして、死んでからそんなに時間は経っていない。去年死んだのが何かの拍子で出てきた、というわけではなさそうだ。考えづらいが、この部屋に入…

目頭熱く

■スタッフ清野くんの訪問が今日で終了。彼が専門学校一年の時から三年間通い続けたところだった。最後は子供と食事に行って、帰りに写真を撮っていた。送る車の中で、彼は「こういう泣き方はなんだろう。経験したことがない」と言いながら、涙をこぼしていた…

想像しろ

■今朝方、夢を見た。「漂着教室」に来た男の子が壁や床に落書きしてやめない、という夢だった。怒鳴りつけたものか説得したものか、はたまた見守るか、夢の中で、頭から煙が出るくらい考えた。一体どうすればいいのか。目が覚めてからもしばらく考えた。■こ…