漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

小学校英語、必修化を提言 中教審、高学年で週1時間

 小学校段階の英語教育について検討してきた中教審外国語専門部会は27日、全国一律に小学校で英語を実施する「必修化」を提言する審議経過をまとめた。今後、親部会の教育課程部会で授業時間数などを審議するが、導入への異論はほとんどなく、正式に必修化が認められる見通し。
 成績をつける教科とはせず、5、6年生は週1時間程度、共通の教育内容を設定することを提言。コミュニケーション能力の育成を重視するとした。
 中教審の最終決定を受け、文科省は2006年度にも改定する小学校の学習指導要領に必修化を盛り込む。
共同通信) - 3月27日17時15分更新

「コミュニケーション能力の育成を重視する」ということだが、それをやるなら国語の授業時数を増やす方がいいんじゃないのか。コミュニケーションをとるときには、言葉以外にも顔つき、身振り、手振り、イントネーション、とにかく様々なところを駆使しているわけだが、それぞれに英語と日本語の違いがあるはずだ。その差を学ぼうということなのか。コミュニケーション能力を付けるのに英語を使うということの意図をもっと知りたい。まあ、英語の挨拶とか簡単な構文とかやっておしまい、という程度になるんじゃないかとも思っているのだが。