漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

出かけよう

■昨日、今日と埼玉で登校拒否・不登校の全国大会が開かれている。道内のフリースクールからも二名ばかり行っているはず。今回は日程および資金の面で参加がかなわなかったので、こうやって身近で行ってくれる人がいると助かる。どんな様子だったかあとで教え…

お絵かきゲーム

■久しぶりに宴会で沢山飲んで、目覚めた時でも酒が少し残っていた。風呂につかり、飛ばしてから、訪問と岩内行き。■岩内では小中学生の三人きょうだいをスタッフと二人で見ている。勉強だけでなく交流をするためのゲームもしている。今回は、右隣の人が書い…

社説の変化

■8月25日の北海道新聞社説で不登校を取り上げていた。 不登校増加 兆候逃さず相談相手に(08/25) 減り続けてきた小中学生の不登校が6年ぶりに増加に転じた。文部科学省の学校基本調査(速報)で、2013年度は前年度より7千人増えて12万人になった。…

第3回イリイチ会の報告など

■こんにちは。スタッフの小松です。 ■去る8月24日、イリイチ会をやりました。新生イリイチ会3回目です。今回はイリイチを少し離れて、『学校に行かなくなった日』という漫画をテーマにおしゃべりしました。毎回来てくれている下條さんが紹介者になってくれま…

「多様な学び保障法」学習会

■フリースクール全国ネットワークおよび「多様な学び保障法を実現する会」が提唱している「多様な学び保障法」(なんかへんな文章だな)の学習会があります。法案への是非はあるけど、古山さんの話はひさしぶりに聞いてみたいな。 「多様な学び保障法が目指…

お漬物

■この間山田さんが自家製の糠漬けを漂着教室に持ってきたので、麻雀もせずに一人でぱくぱく食べていたら、次の日山田さんから糠床を貰った。次からは私も山田さんのように自分で漬けて食べよう。 ■貰った糠床できゅうりは試したものの、糠が足りなかったのか…

「僕にとって嫌な人」=「卑怯な人」を「支援」すること

■ボランティアスタッフの坂岡です。涼しくなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。■僕の最近のテーマは、「嫌な人」を「助けようと思ったらある程度助けることができてしまうし、その方がいいんだよな」と思えるポジションにいつつも、それが…

フリースクール支援の話

■フリースクールへの財政支援検討の話は、不登校新聞社が文部科学省に問い合わせたところ、まだ報道にあったような検討はされていないという回答があったとのこと。教育再生実行会議の提言(漂流通信627日目に記事あり)がベースにあった上で、記者は記者…

無認可フリースクール

■文科省がフリースクールに財政支援を検討している、というニュースが入ってきた。早ければ2016年度からの制度化を目指すという。利用者を学校の出席扱いにするほか、必要な経費も補助するらしい。■しかし、そのためには「児童生徒の学校復帰や社会参加など…

振り返る日もあるだろう

■数年に渡る訪問が終わるところが二件。訪問から漂着教室に切り替えたり、スタッフの変更をしたりせねば。どちらも、スタッフにはいい訪問をしてくれてありがとうというしかない。いずれ、振り返りましょう。■久しぶりに相馬の車に乗り、筋肉少女帯を歌いつ…

変わる・変わらない

■教育のコラムを頼まれて書いている。難しい。字数を守るって難しい。行き詰ったので字数制限のない日誌に逃げた。■といって急に自由になると書くことないね。■いま、「変化」について考えている。人は変わる。特に子供はすぐ変わる。だから、「このままだっ…

わりと当たる話

■ボランティアスタッフの関井です。■大学に入ってから、外食をする機会が非常に多いです。店員さんを呼んで注文を済まし、料理を待っている時間、みなさんは何をしていますか。■とある回転寿司屋さんに行ったのがきっかけで、わたしはあることに気がつきまし…

本のお話

■相馬さんはたまに児童文庫を漂着教室に持ってくる。私は児童文庫の「読みやすいのにちょっとだけ回りくどい言い回しが」とても好きだ。 ■最近は青い鳥文庫の「名探偵 夢水清志郎シリーズ」を全巻読み直した。挿絵もあるし、小学生でもわかるトリックのネタ…

お絵かき系ゲーム大会

■どうもみなさんこんにちは、ボードゲーム部の高橋です。とてもご無沙汰しています。今回はボクも何個かゲームを持参して参加しました。が、写真を撮るのを忘れたので軽く紹介だけ・・■『マスクメン』はカードの強さがそのゲーム毎に決まる変則大富豪です。…

太鼓集団「響」真駒内公演

(画像をクリック→オリジナルサイズを表示で大きくなります) ■太鼓集団「響」という団体があります。浦和商業高校定時制の太鼓部が母体。不登校だった若者も多く、彼らが太鼓を通して自らの生き方、働き方を模索する様子は映画にもなりました■このたび響が…

自閉的サル

■子供、特に自閉的なこだわりがある場合には、色々な事象についてのデータを覚えてそれを出すことを好む人が多い。ウルトラマンの怪獣、ポケモン、電車、動物などなど、それについて語りだすと止まらないなんてエピソードは良く聞くものだ。さて、そういった…

仕事の余市

■なるほど。休みに事務所へ来ていたのか。それは失礼をした。今日はひとりだーと思って来たので、ほかの人がいることに耐えられず追い返してしまった。■はっ。これが、学校へ行っているはずの子が家にいるときの親の気持ち?■今日は余市サンデースクール。仕…

仕事で無い余市

■漂着教室に行くのも休みの過ごし方の一つ。一人でいるより、楽な時間というのもあるのです。■岩内の訪問が無くなったので、いつもいつも仕事で余市界隈に行っているくせに、環状列石やフゴッペ洞窟なんかを見てなかったから今日は行ってみた。積丹ブルーの…

ほかの言葉

■今年はお盆でもうすっかり涼しくて、北海道の夏らしくていい。気持ちいい。■今週は三人で13日〜15日に交代で休みを取ることにした。完全休養日が一日、来ても来なくてもいい日が一日、来る日が一日(なぜか山田は毎日来ていたが)。俺は13日が完全休養日だ…

進行形

■実は俺も結構食べるんですよ。いや、ウソ。食べようと思ったら結構食べられるんですよ。宴会でよく見ていてください。あまった料理をたいらげてるのは、かなりの確率で俺です。食べ物残すの嫌いなんだもの。残すのが嫌いだから、頼む量が少ない。それで小食…

会話・対話

■天気も良いので、後志の訪問に行くついでに余市の辺りを車で探索しようかと話していたら、訪問がお休みになった。そういうこともあるよね。 ■人と話していると、自分の新たな一面が見えてきたりする。と、最近よく思う。例えば、映画の話をしていると「どう…

壁の存在

■日生連全国大会「中学・高校・大学教育」分科会で、いまの大学生がおかれている状況の話になった。大学生のボランティアスタッフは漂流教室の生命線なので他人事ではない。さて、彼らは「即戦力」の名の下に、企業から求められる経験、資質を手に入れようと…

不登校人数のこと

■文部科学省が出した不登校の小中学生の数について、茂木さんと話したことを漂流通信に対談として載せた。PCやスマホなら、サイトトップの「漂流通信」から読むことができるので、ぜひ見てほしい。■長いことやっているから専門家みたいに言われるけれど、始…

今年も相談会

■定山渓から戻った翌日は不登校相談会。今年も去年と同じく三回開催する。その一回目。準備に茂木さんががんばった。■形式も昨年と同じ。相談会というか雑談会というか、フリースクールスタッフと親の会の人たちが来場者の話を聞く。この「一緒に話を聞く」…

ロングドライブデイ

◾︎午前中、定山渓にて生活教育の全国大会に出席。初めての参加で、不登校と関係する分科会で三日間話に加わった。合同教研や道民教と微妙に違うのは、不登校で悩んでいる発表でも子供の成長にどのように影響があったのかという点を見つけようとしているとこ…

ただいま定山渓

■諸般の事情により、8月10日のボードゲーム部は中止となりました。ご了承ください。■ただいま、生活教育の全国大会で定山渓に来ております。なかなか面白い。詳しくはのちほど。

現実逃避

■ボランティアスタッフの関井です。■他の学部の友人たちがテストに苦しむ真っ只中、大規模なテストもないまま、夏休みに突入しました。教育学部のレポートを書いていると、貧困やいじめ問題など、言葉では上手いこと言いくるめられても現実的な解決方法も見…

暑中見舞い

■連日の30度超え・不快指数80の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。漂着教室では、スタッフが猫の如く床に倒れこんでおります。スタッフ一同限界でございます。皆様がこの残暑を元気でのりきれますよう、心よりお祈り申し上げます。 ■もうすぐお盆の時期…

増えたなら

■8月といえば学校基本調査の速報が出る時期。今年は不登校の実数が増えたという話も聞こえてきたが、はてさて。数の増減に一喜一憂すべきじゃないが、ここのところ減少していただけに、増えたなら理由が気にかかる。■7日からの生活教育全国大会の用意で岩見…

7日(木)8日(金)漂着教室お休みします

■急ですが、7・8日は日本生活教育連盟夏季研究集会に参加するため、漂着教室をお休みします。ご了承ください。