漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

安芸之介の夢

胡蝶

■何か柔らかいものに指が触れて目が覚めた。目を開けると、枕元に蝶が落ちていた。モンキチョウか。触った感じからして、死んでからそんなに時間は経っていない。去年死んだのが何かの拍子で出てきた、というわけではなさそうだ。考えづらいが、この部屋に入り込んだ青虫が蛹になって越冬し、今朝羽化したのだろう。上手く殻から抜けられなかったのか、羽が少しねじれている。

■せめて庭に埋めてやろうと外を見れば、吹雪だった。鉢植えの土に埋めてやる。埋めながら、『安芸之介の夢』という小泉八雲の怪談を思い出す。今朝、俺が見ていた夢は、極寒の国をどこまでも歩いていく夢だった。

■通信を作り、今は印刷の順番を待っているところ。頂いたお弁当を食べながら日誌を書いている。山田はとなりで書類を作っている。外はいよいよ激しく吹雪いている。もうすぐ訪問に出かける。(3/8 昼)

■戯れに一昨年12月の日誌で紹介した「バカ検定」に再挑戦すれば、バカ度83の「パーフェクトバカ」。パーフェクトなのは同じだが、バカ度合が上がってる。前は75バカだったのに。少し落ち込んでます。(3/8 夜)