漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ハロウィンだとさ

■ハロウィンだそうで。漂着教室にやってきた人たちから、お菓子をねだられて思い当るが、当然お菓子など持っていない。たばこならあるが。そうだ、みんなハロウィンにはたばこ吸えよ、たばこ。■写真は来室した人とスタッフが一緒に作ったハロウィンのかぼち…

そうだ本を読もう

■漂流教室立ち上げから2、3年を除いていわゆる専門書はほとんど読んで来なかった。理由は、周りに専門で学んでる人がたくさんいたので教わった方が効率がよかったことと、次々新規分野がからんできて(福祉とか貧困とか環境とか諸々)面倒だったことのふたつ…

給食の話

■月曜日は中学校で給食を食べる機会のある日。給食時間は午後一時からで、25分までに配膳から片付けまで終わらせる感じだ。食べ始めがちょっと遅いので、ガツガツ食べるのが基本になって速く食べ終わることができるという感じか。でも、もう少し早めに食べ始…

全然遠くへ来れてねーんだな 使えない自由に溢れた

■山田くんは10/25の日誌書いてないのを完全に忘れてるな。その日のうちに書かないからこうなる。きっと待たせた分、相当な大作だろう。乞うご期待。■高校のうちに出来るだけバイトをしてお金を貯めたい。100万円くらい。専門学校に行きたいので。入学金と授…

吐いたわ

■前日の漂着宴会で久しぶりに飲み過ぎた。二日酔いで吐いたのは、何年かぶりな気がする。■午後、訪問先の子と宇宙刑事ギャバンの映画を見に行った。昔演じていた役者も出ていて、おじさん年代にはうれしい映画だった。ギャバンの主題歌は傑作だよ。 ■夜、週…

厚田まで

■漂着教室の当番をボランティアスタッフの小林くんに代わってもらい、一路厚田へ。なんだかバタバタとそういうことになったのだ。天気もよく気持ちいい。望来の手前でパーッと視界が開ける。車がグライダーになったらな。そのまま飛んでいけるのに。■宴会用…

空きを埋める

■石原、橋下、安倍といった政治家は本当は日本が嫌いなんだろう。だからあんなに日本の悪口ばかりを言い、何とか今の体制をひっくり返そうとするのだろう。嫌いなのは仕方ないが、愛国者のふりをするのがいただけない。まとまって「嫌国党」とでも名乗ってく…

第四回フリースクールフェスティバル

■早いもので、FSFももう四回目ですよ。ちなみにFSFと呼んでるのは俺だけです。RSRみたいでかっこいいのに。 第四回フリースクールフェスティバル 日時:2012年11月9日(金)11:00-15:00 場所:札幌市東区民センター(札幌市東区北11条東7丁目) 費用:参加無…

木漏れ日の色

■夜に降っていた雨も朝には上がって、きれいな青空が広がった。遠くの山には白いものが積もっている。■赤や黄色に染まった街路樹の葉に陽が射すと木漏れ日に薄く色がつく。その下を通る人や自転車が、淡いカクテルライトに照らされたようできれいだ。■久しぶ…

表彰を受けました

■いつもお世話になっている北海道立市民活動促進センターなどを運営している公益財団法人北海道地域活動振興協会が選ぶ「北海道地域活動推進功労賞」に選ばれ、午後に表彰を受けて来ました。何より活動を続けてくることができたことが、この賞を受賞できた一…

フレンチ・フィルム・ノワール

■今年も訪問先でジャック・オ・ランタンをつくる。いつの間にかすっかり慣れて、30分ほどで完成。来年は透かし彫りに挑戦してみるか。■訪問と送迎の合間を縫って映画を観に行く。「預言者」。フランスの映画だ。刑務所に入った主人公が、所内の争いにもまれ…

ハリウッドもの

■朝に仮面ライダーを見て、余市に行く。アクションものは、見ていて心躍る。その感じの続きで、余市の後、ステラプレイスに行って「エクスペンダブルズ2」を見た。ストーリーやら細かい考証はどうでもいい。がーん、ばーん、どかっ、と擬音語だけで大体あっ…

あっちへふわふわこっちへふわふわ

■午前中、生活介護事業「びーと」の展示会へ顔を出す。ミニカードとストラップを購入。■午後から初のワンマン講演会。「フラフラする時間」というテーマで20代の頃の恥をさらす。いやー、自分の中で当たり前になっていることを説明するのは難しい。「AはAで…

事業の打ち合わせ

■午前中、札幌で行われている生活保護世帯の中学生に対する学習支援の担当者と懇談、情報交換。初めのところでは、釧路ネットワークサロンの高橋さんも加わり、話すことができた。■昼から、その釧路のネットワークサロンの事業担当者とスカイプを使ってのミ…

意味理解じゃない

■肌寒い。漂着教室のティッシュがすごい勢いで減っていく。鼻風邪が三人もいるからだ。何かもっと紙を使わないで済む方法はないだろうか。手鼻か。手鼻だな。というネタは20年くらい前に喜国が描いてた気がする。■少し前の話。■1より小さい数をかければ元の…

女子力高いぞ

■水曜日訪問予定の余市は、またも休み。漂着教室で最後まで過ごし、スタッフの小林君の女子力が高いことを知って帰宅した(19日)。

話す相手を探してる

■一昨日の日誌は後から読み返すと薄気味悪い。でも実際、夢の中だけの訪問先はあるので仕方ない。はっ。ひょっとして俺がよく寝てるのは、夢の中にも仕事があるからでは。超働き者なのでは。■全道のつどいの参加者120名。初参加の人が多かったとのこと。それ…

一日後志

■午前中から、余市行き。余市紅志高校で後志管内の高校養護教諭の研修会に呼ばれて講演と協議をした。テーマは「若者の自立支援」ということで、札幌から若者自立支援総合センターの山名さんと有朋高校の井上先生と三人が呼ばれたのだ。■札幌での実践につい…

夢の中の訪問

■夢の中だけで訪問してる家がある。風邪がひどくなって、早めに全道のつどいを切り上げ、家に帰って寝ていた。そうしたら久しぶりに訪問した。3年ぶりだと訪問先の子に言われた。いくら夢の中とはいえ間隔あけ過ぎ。■時間までに戻れるか分からないからメール…

全道のつどい1日目

■登校拒否・不登校を考える全道のつどい1日目。本日、自分はアイスブレイクと青年の交流会の司会をした。■アイスブレイクは、誕生日ごと5人のグループを作って、絵カードを四人が説明し一人が描くというもの。絵を描くのが苦手だと思う人でも、説明を四人で…

居場所

■漂着教室の利用者は三人。現在絶賛利用中がひとり、かつての利用者がひとり、かつての訪問先がひとり。■誰がなんだって、いつ来たって来なくったって構わない。それが居場所とゆーものだ。所属になんだかいろいろ求めてくるのは、金か秩序か、とにかく利用…

不登校・登校拒否を考える全道のつどい

明日、明後日と「不登校・登校拒否を考える全道のつどい」です。以下概要。 ◆13日午後2時半、14日午前10時から、札幌市北区、札幌エルプラザにて(地下通路で札幌駅直通)◆13日は親や青年、教員などがそれぞれの立場に分かれて交流。14日は体験発表「今振り…

風邪ひき始め

■漂着教室に行ったら、自分も含めて三人が鼻をずるずると言わせていた。風邪に注意です。■美唄の看護学校に通う人がスタッフ志望で説明を聞きに来た。これで今週5人。研修を組まなきゃ。■夜、横山さんと教材作り。切り貼りぺたぺた。帰宅して、風呂に入って…

和解する

■よしながふみの『きのう何食べた?』がずっと苦手だった。せっかくおいしいもの食べてるんだから、もっと楽しそうにしたらいいのに、としか思えなくて。それが、一年くらい前かな、急に気にならなくなった。そのとき読んでいた回に、心打つセリフがあったの…

ニーズに触れる瞬間

■久しぶりの来所相談一件。すぐに漂流教室を利用するということではなかったけれども、今後のヒントになるような話になったようで良かった良かった。■ところで、今後の漂流教室では相談を受け付ける機能をより強化していいのではないか。というのも、10年と…

三連休。飲んで食って吐いて

■いや、俺じゃねえ。Theピーズの曲にそんな歌詞があるだけだ。新しいアルバムを手に入れて、最近ずっと聴いている。かっこいい。そしてなぜだか切ない気持ちになる。■休日だが月曜。月曜はいつものように通信をつくり訪問へ。夜の送迎がないのだけがいつもと…

渋滞の日

■余市サンデースクールの日。札幌を出る時からずっと車が渋滞気味で、高速でもかなり詰まって、小樽からはのろのろ。連休で人出が多かったのか。■参加する中学生も学校祭で、それが終わった後にやってきた。高校生はバイトが忙しく来れずだった。お昼ご飯の…

リセットポイント

■訪問が一件終了。友達とどこかに出かけるとかで、玄関を出たところで「じゃ」と片手を上げ、駅の方へ走っていった。4年の訪問の、別れのシーンはそれで終わり。実にあっさりだけど、男子高校生なんてそんなもんだ。■昼からはまた別の仕事。結局19時過ぎまで…

説明訪問と見学の日

■午前中説明訪問。先日、相馬氏が行ったスチューデント・サポート・フェイス(以下SSF)との鼎談後に、訪問を開始するまでの準備期間が漂流教室は短く、SSFは長いという感想を、本人から聞いた。きっちりと周囲の環境にアクセスしてつながりを作ってから始め…

ひとりの技

■エレカシ宮本快癒祈願。何年か前に描いたマンガです。訪問先の子にファックスでマンガを送ってたことがあったのだ。 ■しかし猛烈に眠い。昨日は0時前に寝てしまった。健康だ。それでも昼も寝るぜ。コーヒーは一日5杯飲むぜ。■漂着教室に来ている子らを見て…