漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

「オルタナティブ教育」を考えるフォーラム

■札幌自由が丘学園主催のフォーラム。しかし、3月末はイベント目白押しだな。連絡、問い合わせは左横のアンテナからどうぞ。

21世紀の学校づくりに通じる「オルタナティブ教育」を考えるフォーラム


日時:3月25日(土)10:00-12:00
場所:JR札幌駅前佐藤水産ビル3階「文化ホール」
講師:永田佳之氏(国立教育政策研究所国際研究・協力部研究員)
費用:無料
主催:NPO法人フリースクール「札幌自由が丘学園」


現在、国際的に「オルタナティブ教育」が広がっています。私たちは、ここ数年間、わが学園を「オルタナティブスクール」と呼び、この語を「もう一つの学校」の意味でとらえてきました。そして現在文科省からの委託で「不登校対応の教育実践」をフリースクールとして展開しています。この教育実践を、まさに「オルタナティブスクール」の展開として位置づけようと考えています。
この内容の第一は、「子どもたちの自主性・主体性を尊重しながら、さまざまな人たちとの共同の取り組みを進める」という学校本来の意義を広げること、第二に、不登校や中退を体験して自分に合った学校を求めようという人たちのために学校、いわば「少数者のための学校」であること、第三は、現段階では公的な認可を受けてはいない学校、です。
このような意味をもって私たちは「オルタナティブスクール」を考えています。この意義をさらに深め、より実践を強めていきたいと計画したのが、この企画です。
教育の多様なあり方が言われています。ややもすれば、特権的なエリート層のための学校が作られる傾向にあるのですが、違う学校があっていいのではないか、と考えるたくさんの人たちが参加されることを期待します


本日の脳内BGM:大人になりましょう(Pizzicato Five