漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ちとさみしいミーティング

■月例ミーティングの日。卒業していくスタッフはもう来ない。こぢんまりした感じのミーティングになった。二月の訪問はボランティアスタッフそれぞれに意味のあるものだったなぁ、という感じでした。そして、新しい訪問も始まる予定なのでした。

■費用改定のお知らせを作成してから、土曜日の訪問二件。一件は高校二年生で、大学進学を目指している。文系なので、自分の経験と重なる部分が多く自然と口数が多くなってしまう。傾聴は難しいものだ。しかし、国語の勉強の話はアドバイスとしてありがたく受け止められていたようではあった。ここはおそらく三月いっぱいで訪問終了の予定。一人でやってみると自分で決めているようだ。良きかな。

■二件目はLDと思われる子であり、学校の宿題をこなすことを通じて書くことのトレーニングになるようにしている。その子の特性をつかみながら、指導を考えることは楽しい。日を重ねつつ、やっていることの点検を怠らないようにしていこうと毎回思っている。今日は、前回やったことを思い出しながら、書き写しの練習。少しずつ身に付いてくれればと思っているが、今日感服したのはそれよりも、「本編」という言葉で学習とそれ以外の時間を区切ったこと。自らパターンを作り、学習していこうという意欲を損なわないようにまた来週もやっていこう。