■教育のコラムを頼まれて書いている。難しい。字数を守るって難しい。行き詰ったので字数制限のない日誌に逃げた。
■といって急に自由になると書くことないね。
■いま、「変化」について考えている。人は変わる。特に子供はすぐ変わる。だから、「このままだったらどうしよう」なんてほとんど杞憂だ。「このままにしておこう」ならすごく力がいると思うけど。
■でも、その変化は案外本人には見えづらい。まわりもぐいぐい変化していくから。比べたら、全然自分は進んでないように見えたりする。それで、家に閉じこもったりした日には、環境の変化も乏しくなるので余計に分からなくなる。
■だから、漂流教室の訪問は、「おっ。変わったね」ということを一緒に確認するためのものなんだろう。やっていることはそれだけなんじゃないか、と最近思う。
■もうひとつ。大人になると「変わらないね」という評価軸ができる。「変わったね」と「変わらないね」を行き来できる分、大人は子供より楽だ。でもきっと、「変わらないね」は漂流教室じゃつくれないんじゃないかな。そう言うためには、一度、離れてしまわなきゃいけない。別のコミュニティに移った人と、久しぶりに会ったときに出るのが「変わらないね」なんじゃないか。
■ということは、今回のコラムには書かないけど、どこかでまとめておきたいな。逃避終わり。
