漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

家族相談会

■ということで、相馬と二人で小樽の塩谷福祉会地域活動支援センター「やすらぎ」が主催している家族相談会で話をしてきた。二人それぞれに考えた話のお題をマス目に入れて、参加者に聞きたい話を指してもらう形にした。面白そうなタイトルのものから選ばれていくので、最初に相馬の考えた話が指されて後におれの話が残っていった。タイトルは大事よな。参加者はいつもより少なかったということだが、楽しんでもらえたようでなによりだった。

■この家族相談会はひきこもりの当事者と家族を対象にしているのだけど、漂流教室が話すということで不登校の話も少しした。ただ、不登校から引き続いてひきこもりになるケースはひきこもり全体で多いとも言えないのは、ひきこもりの平均年齢が30代後半であることからも推察できる。今回はどちらかと支援する立場の人が多かったのだけど、どうしても若者の問題に引っ張られがちなのを引き戻すような話になるよう心がけたつもりだった。

■事例の以外のタイトルは「ハンダラ」「情報源」「かまいたちの漫才」「内向き外向き」「Hey! Mr.Angryman」「ケアするケアされる」の六つだった。興味のある人はコメント欄にでも書いてみてください。(水曜日)