漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

三代目登場

■これまでもそうだったが、新しい日誌担当者はちゃんと自己紹介をしているなあ。そういや自分はどうだったか。漂流日誌第一回は俺が書いている。2002年5月6日。

昨日、お話を伺った人は、札幌で引きこもりの人たちの支援活動を始めるそうだ。その人が言った。


「だからね、設立パーティーを開けばいいじゃない」
「パーティーですか」
「それで誰か有名な人に基調講演してもらってさ」
「あてがあるかな」
「新聞にも写真入りで出してもらう」
「上手いやり方ですね」
「こういうのは最初を逃すとなかなかチャンスがない」


ダウンタウンのコントに「パーティー行かなあかんねん」というのがあったが、まさか自分が「パーティーやらなあかんねん」事態になるとは思わなかった。世の中どうなるかわからない。早くも漂い出した「漂流教室」。どこへ行くのか。

■ひどいね。これが一回目ですよ。お前は一体誰なんだ。漂流教室とはなんなんだ。あった人の名前や団体は。なにもわからない。翌日の山田の日誌もおなじ。それからずっとろくすっぽ自己紹介もせぬまま現在に至る。しかも、読んでると結構ウソを書いているんだよな。おそらく面倒を避けて最初から虚実混交の煙幕を張っていたと思われる。でも文章のテンポは小気味いいね。いま、ああいう文章は書けるかなあ。どうかなあ。

■このころは事務所がないので、それぞれの家のパソコンか市民活動促進センターのパソコンを借りて日誌を書いていた。スマホなんてもちろんない。あったのは懐かしのi-modeで、ここから更新したことはなかったんじゃないかなあ。2006年に漂着教室ができて、おそらくつかわなくなった山田のパソコンを持ち込んだんじゃなかったか。次の買い換えが2013年。そして今月、ついに三代目が登場です。

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■北海道共同募金会の助成金で購入しました。ありがとうございます。モニター一体型ということもあるけれど、本体の小ささよ。しかも、スマホのワイヤレス充電ができるんだぜ。

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