漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

小学生を見て

■昨日に雨が降ってほこりっぽい空気も落ち着いた。コブシはいまが満開、サクラも早いところでは咲いている。まだ咲いていなくても芽は赤みを増してきた。シラカバやヤナギの枝に萌黄色の葉が顔をのぞかせている。慈雨を得てここから一気に伸びるだろう。

■最近の漂着教室は小学生の利用が多い。星園のトイレは古くてちょっと怖い。トイレに行くの行かないの、付いてきてほしいの付いていきたくないの、毎度大騒ぎしている。トイレに行くだけでエンタメになってずっと騒いでいられるんだと思うと皮肉じゃなく感心する。すごいよ。

■でも、別に俺だってそうやって楽しんでもいいんだよな。昨日と今日はおなじじゃないし、さっきのトイレといまのトイレだっておなじじゃない。いや、トイレに限定しなくていいんだけど。

■年度末年度始めはどうしても先のことを考えてしまうけれど、いまに興じる感覚を脇に置いたままもよろしくないなと小学生を見て思ったのでした。大事なのよ「いま」って。これまでもちょくちょく書いていたのにな。気を抜くと忘れてしまう。

hyouryu.hatenablog.jp
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別に時間の流れのなかに自分を置かなくてもいいんだぜ。「真夜中のサイクリング」を聞いて思い出そう。


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