■大晦日は実家で過ごして、新年早々、いつもの夜勤仕事に昼から出勤。一年365日24時間体制な仕事なのだ。帰宅途中、北陸の地震のニュースに接する。ラジオでは意図的に叫ぶように津波からの避難を呼びかけるアナウンサーの声。
■今回の被災地は、2019年のゴールデンウィークで巡ったところで「ひとのま」の人たちの安否が気にかかった(無事だったとのこと)。輪島の居酒屋はどうなっただろうか。永井豪記念館は燃えてしまったようだ。友人宅に年始の挨拶に行き、地震のニュースをネットで流しつつ飲みながらとりとめなく話す。帰宅してからも、結局一晩中ラジオをつけていた。
■まず被災地支援が始まる。避難所、物資の支援、がれきの片付けなどにボランティアが集まり活動するだろう。しばらくすれば、被災地の復興に向けて世の中は動き出す。それぞれ良きこととして行われる中で無視されてしまう小さな声に、どれだけ手を止め足を止めながら進めることができるかが大事なのだと思う。それが、これまでに色々としくじりながら活動してきた中で得た教訓の一つだ。年末にあったやりとりを受け、今年は漂流教室の活動に足りないところ・変えるところを見直す所存であり、ちょうどそれと重なるなと思ったのだった。(1/3)