■久しぶりに百年記念塔のそばまで行った。スタッフが利用者と北海道博物館に行くというので送迎したのだ。子供の頃は石狩街道の陸橋からはるか彼方に見えるモニュメントがなんだか素敵に思えたけれど、北海道の歴史を知っていけばいくほど素朴に捉えられなくなり、批判的になっていった。近年、老朽化して取り壊しの予定であると聞く。かっこいいものを作っても50年と持たせられないという事実が極めて現代日本を象徴しているように感じる。刹那的イベント的な物事にしか力を注げないのだ。これが各種政策にも現れている。不登校やら子供の貧困対策もその一つと感じるが如何。(水曜日)