■星槎国際高校の卒業式に来賓として出席。今年は漂流教室と関わっている生徒が二人おり、呼ばれたのだ。似合いすぎるのでいつもは封印しているスーツを着て行った。案の定、親御さんに珍しがられた。
■式ではしきりに、人に支えられて卒業まで来たということを学校も卒業する生徒も語っていた。学校とはこれでお終いになるから、繋がりを再確認しているということなのだろうか。在学中は自立を目指す言葉をたくさん言っていたと思うのだが。もう一つしきりに語られていたのは、社会は厳しいよという言葉だ。二つを合わせると、学校のように多くの人が支えてくれている環境で育っていたが、これからは厳しい社会で一人で生きるんだよということになるか。
■大人の感覚では、学校よりも社会の方が人と繋がる機会は多いと思うし、世の中そんなに厳しくもない。学校とは違うルールで動いているところが多いから学校でのやり方が通用しないというだけであって、何かにつまずいてもそれは当たり前のことだと周りは思っているものだよ。のびのびやってください。
