漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

学校へのこだわり

■車の暖房がいらないくらい暖かい。陽があたると暑いくらいだ。窓を開けて走る。急に春を意識する。

■道はドロドロ。大きな水たまりではスピードを落とす。本当は思いっきりアクセル踏んで突っ込みたいのに。

■漂着教室はいつも来てる子が来なくて、代わりに久しぶりの子が来た。どちらもあり。自分の都合で決めてくれればいい。

■夜は余市。道中、不登校について思いを巡らす。そもそも自分が不登校になったことがない(大学は行かなかったが、あれはただのサボり)。だって学校って楽しいだろ。勉強ってなんか興味あるじゃん。物事を疑うことと好奇心は、大部分は授業を通して得たと思っている。いいことの方が多かったんだよ俺には。

■だからこそ俺は学校にこだわりがない。俺が自身の体験を通して思うのは、子供にはあれだけの"楽しさ"があって然るべきだ、ということだけだ。学校に行っていようがいまいが関係なく。

不登校を考えてわけが分からなくなるのは、あれがどこまでも学校にこだわった話だからなんだよな。苦しくないのか。あんなに学校に固執して。

■その辺を解くヒントが明後日のフォーラムで聞けるかもしれない。東京シューレは「不登校専門の学校」をつくっちゃうくらい「不登校=学校」にこだわっている。なぜなんだろう。