漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

連携のスタート地点

■午前中、余市に行き中学校にて「子どもの健全育成支援事業」の説明を福祉事務所の人たちと。対象になる家庭が多い中学校で、その中の一件について学校が福祉事務所との連携を必要とすることがあったので、事業についてもかなり前向きにできることを考えてもらえるようだ。校長先生や教頭先生がコミュニティ茶屋に来てもらえるようなのは何より。しかし、今度の日曜日は参加者が少ないんじゃないかなあ。学校の文化祭とかぶっていそうだから。

■中学校との懇談中に話したこと。これまで学校に出向いて話をするということはしていなかった。しかし、事業開始当初に行って話をしたところで、何ができただろうか。多分先週行った中学校のように、挨拶と型どおりの解説、そして疑問を残して去ることになっただけだろう。やはり、連携は互いに求める部分があってスタートするのだと思う。今回なら学校にとってもこちらにとっても、互いに一人で考えていたのでは埒が明かない出来事があったから、向かい合うことができた。連携のスタート地点は、いつも困ったことであることを又実感した。

■札幌に戻ってから、数ヶ月ぶりの訪問先に行く。高校と連携して単位取得を目指す訪問先で、これまでの話と今後の予定、やることについて色々と話した。まずは消しゴムハンコを作ろうということになった。再来週から。

■夜、ミーティング。先月からの漂流教室の動きを説明したところで、スタッフの送迎に向かう。帰りにたくさんラーメンを食べて帰宅。(8日昼)