漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

行財政改革とおっしゃいますが

教員1人当たり児童・生徒数、日本5番目の多さ OECD調査  2005/09/14 08:43
 経済協力開発機構OECD)は十三日、加盟三十カ国の教育を比較した二○○二年、○三年の統計を公表した。日本の小中学校の教員一人が受け持つ児童・生徒数は五番目の多さで、学級規模も小中とも韓国に次いで二番目に人数が多いなど、日本の教育条件整備の遅れと教員の負担の大きさが浮き彫りとなった。

 教員一人当たりの児童・生徒数は○三年の統計で、日本は小学校が二十人、中学校十六人。最多は小学校が韓国(三十人)、中学校がメキシコ(三十二人)。最少は小学校がハンガリー(十一人)、中学校がギリシャ(九人)だった。

 一学級当たりの児童・生徒数は同じく○三年の統計では、日本は小学校二十九人、中学校が三十四人なのに対し、トップの韓国はともに三十五人。最少は小学校がルクセンブルク(十六人)、中学校がスイス(十九人)だった。

 また、国内総生産(GDP)に対する教育への公的な財政支出の割合は○二年の統計で、日本は3・5%。加盟国平均の5・1%を下回り、トルコ(3・4%)に次いで二番目に低かった。

 文部科学省は「教員数を徐々に増やしているが、各国と比較すると、やはり低いのが実態」としており、今回のデータは今後、中央教育審議会などで活用する。
北海道新聞9/14

日本についての報告の要約はここ(英語)各図表はここのtableからたどれる。報告全体の要約はここ(日本語)※要pdf

日本についての報告はちと気合いを入れて英語を読まなくてはならないから後回しだが(こればっかトホホ)、とりあえずOECDとして報告したいことは教育条件の整備の遅れと教員の負担の大きさでないことは報告全体の要約からもわかる。(この項書きかけ)