漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

疲れを感じる

■ほぼ毎週行っているホームレス支援のボランティア、最近参加人数が少なくて困りだしている。13日は炊き出しだったが、30人くらい欲しいところに20人弱であり、おにぎりを握る人員が少ないので夜勤明けでヘルプに行った。冬物衣料を持っていってもらうコーナーを作りたかったのだが、対応する人員を割くことが出来ず、衣料品の提供は取りやめにした。

■月末には厚労省調査の市内ホームレス全数調査があるが、これも35人くらい欲しいところ、30人に満たない状態。もう少し欲しい。興味のある方は「北海道の労働と福祉を考える会」に連絡してみてください。
www.roufuku.org

■しかし、このボランティア活動に携わる人が少ない状況は色々な団体が共有している問題だ。団体だけでなく、オリンピックや万博(どっちもやらなくていいと思っているけど)みたいな結構公的な、それには参加する人いるんじゃないかと思うような行事でも苦労しているようだ。疲弊感が社会に蔓延している匂いがする。やはり、休みが必要だと思うのだよ。(水曜日)