漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

漂着教室の使い方

■子供若者の居場所として漂着教室を開いているとはいうものの、うちが威力を発揮するのは、孤立した状態で行き場が無い人が回復のために少し外に出たいというケースである。これは訪問も同じで昔から変わらない。底を打った状態から若干上向きになってきた時に一番当てはまる。

■そして、もう一つ大事なのは、他人と過ごすと同時に一人で時間を潰すことができることをトレーニングする場であるということだ。孤立している若者の中には、他者との関わりを求める余りトラブルになっていく人がいる。自分一人で過ごすとはどういうことか、最初はただつまらないだけだったり、苦痛を感じる時もあるかもしれない。けれども、一人でいるからこそできることやその時の感情を味わってみてほしいと思う。一人でいるのも案外悪くないんだな、と思えればしめたものである。それは、他人が一人でいることも尊重できるようになることだから。(14日)