■札幌の小学校は今週の月曜から二学期が始まりました。中学校は来週月曜から。毎年、夏休み明けに子供の自殺が増えることから、ここ数年、いろいろなキャンペーンがはられるようになりました。「休んでいい」「行かなくていい」「辛かったらここにおいで」etc…。
■元祖「サボり場」の漂流教室ですから、尻馬に乗ってなにかしようかと思ったのですが、やめました。学校や会社を休みたい、サボりたいということはあるでしょう。一方で、まわりは休んでいるけれど、自分はなにかしていたいということもあるのじゃないでしょうか。休むかどうかじゃない。要は自分と、自分の時間をどうするかという話です。
■ということで、漂流教室は今年も平常運転です。フリースペース「漂着教室」は火曜から金曜の9時〜18時で開けています。
- 学校、会社に行きたくない
- 学校、会社帰りにどこかに寄りたい
- 誰かと話したい
- 誰とも話したくない
- 遊びたい
- 勉強したい
- 寝たい
- なにもしたくない
- どうしたいとか、ホントうるさい
■自分の時間をどうするか考えるなかで、漂着教室が使えそうなら、どうぞおいでください。ひとりで過ごす時間も数人で過ごす時間も、どちらもいけます。
■ちなみに、もうひとつの柱である訪問は、ふたりで過ごす時間に特化した活動です。週に一回、一時間が基本の形で、主に20代のボランティアスタッフが訪問します。
■最後に。「休んでいいよ」キャンペーンが耳目を集めてくれるから、こうやって平常運転もできる。あれはあれで大事な動きなのです。