■「Sapporo・チャイルド・ライツ」2022のイベントで中央図書館へ行ってきた。
■今年度の目玉は中学校の図書室との連携。一昨年は書店、昨年は中央図書館で、とうとう学校の図書室まで広がった。司書有志のグループ「りぶ*さぽ」が協力してくれた。図書室に子どもの権利の特設コーナーをつくり、本を借りた子にブックカバーやしおりを渡す。ある学校では全校生徒と先生にしおりを配布したそうだ。
■しおりには「Sapporo・チャイルド・ライツ」のコンセプトと実施団体名が書いてある。漂流教室の名前ももちろんあって、それが全生徒の手に渡ったなんて、いや、すごいな。
■イベントでは「りぶ*さぽ」の代表や中央図書館職員が登壇し、「子どもの権利と図書」について語った。子どもの権利について、あるいは人権についての本を実際に手に取る子はすくない。でも、それらが見えるところに置いてある自体が、子供の安心につながるのだと、そういう話があった。
■聞きながらNPOもそんなものなのかもしれないと思った。子ども食堂もフリースクールも親の会も、思ったほど利用はされない。でも、街にそういう場所がある、団体があることでどこか安心できるのかもしれない。
■なんか似た話を聞いた気がして探してみた。これかな。2005年だって。