■函館には火曜から木曜までいた。帰宅後、泥のように眠った一歳児は、今朝びっくりするくらい大量の便をし、やたらに甘えてきた。一歳でもいろいろため込む。
■往復650kmの道のり、知らない人に囲まれかまわれ、あっちこっちに引っ張りまわされ、待たされ、いつもと違う部屋に違う布団で寝て、その割にずいぶんおとなしかったが、なにもないわけはないのだ。大人の事情にわけもわからずただつき合わされる。読経にあわせ手をひらひらさせていて、なるほどと思った。確かに彼の経験ではお遊戯会が一番近い。
■いま、不登校とフリースクール「Q&A」の作成途中で、「子供は不安をじっとため込んでいる」「我慢が体調に出る」「学校を休んだときはもう限界」と何度も書いた。昨夜、一歳児を風呂に入れると身体のあちこちに発疹が出ていた。無理をさせて申し訳ないと思いつつ仕事に出かけ、「Q&A」の続きを書いている矛盾がひどい。
■いや、「一歳でも」ではないかもしれないな。「一歳だから」ため込んでおける量が少なくて、すぐ反応が出たとも考えられる。だんだん大きくなって、たくさん抱えられるようになり、しかしまわりの顔色を見て訴えるのをためらうと、どこかで大爆発するのかもしれない。