■金曜日。なにか今日、やろうと計画していたことがあったんだけど思い出せない。なんだっけ。なにか連絡するようなものだった気が。うーむ。
■この一カ月やたらと映画を観ている。もっぱらテレビで、もう16、7本観た。これまでは年に2、3本だったから相当増えた。一番の理由は「選ばなくなった」からだと思う。そのとき放送しているものを観る。または録画して空き時間に観る。むかしの映画から最近のものから、名画からおバカ映画まで、当たるを幸いになんでも観る。
■これまではおもしろそうなもの、趣味にあいそうなものを選んでいた。とはいえ、そう都合よく放送なんてしていない。借りに行くのは億劫だ。それに好きな映画は万全の状態で観たい。時間に余裕のあるとき、体調のいいときetc…。でも、そんなときなんて滅多にないのだ。だから昨年末に録画した「トゥモロー・ワールド」がハードディスクのなかでずっと塩漬けになっている。
■選んでいると結局観ない。観たかった映画すら観ない。それより、興味あろうがなかろうが観てしまえば、どれもそれなりにおもしろい。そうやってハードルを下げてしまう。「選べる」ことは大事だけれど、「選ばない」ことで得られるものもあるなと思った次第です。手当たり次第も悪くない。ラジオや本屋もその類いだな。