漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

揺らさなくていい

■あれ? 予約投稿していたはずができてない。まあ、いいか。そういうこともある。ということで月曜に書いてます。

■相変わらず映画を観ている。6月は30本観た。一日一本のペースでの鑑賞をどこかでやってみたかったので、ちょっと無理してみたが、目標を決めるとよくないね。本数をこなすことにとらわれて流し気味に観ていた日もあった。

■30本目は「君の名は。」。大勢が観ているなら自分が観る必要はない。教えてもらえばいいと思っているので、だいたい人気作は観ていない。「君の名は。」も今回が初めてだったんだけど、予想よりおもしろかった。人気作なだけのことはある。とにかく情報量がすごくて(おそらく狙ってやっている)、途中から「あ、時間がずれてるんだな」というのはわかったけど、二度、三度と観たら、張られた伏線がさらに見えてくるに違いない。あとはどこかで、デジタルデバイスが普及した世界ならではの"すれ違い"だよなと思ったんだけど、一晩たったら忘れてしまった。

■ただ、あんなに胸を揺らしたり、自転車の立ち漕ぎをローアングルから撮る必要はあったのかなと思う。そういうシーンのたび、チクッと刺さるものがあって、現実に戻ってしまう。だんだんそんなところが気になるようになっちゃって、子供のころに見ていたアニメもいまは楽しめないかもしれない。コンバトラーVでも意味のないシャワーシーンとかあったもんな。しかし永井豪ファンの俺がこうなるとは、変われば変わるものだ。(7/1夜)