漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

一週間経ち全国でも

■総会で「漂着教室利用料無料」という衝撃の発表をしてから一週間、既に全国各地から賛助会員として漂流教室を助けてくれる人からの支援が来ています。そして時を同じくして、漂流教室と同じように子供若者の支援をしている全国の団体で賛助会員や寄付を求めるところがありました。今日は二つ紹介します。

■一つは五月に訪れた富山の居場所「ひとのま」です。

一軒家で人が住むことも出来る居場所にしています。実際行ってきましたが、年季の入りつつある建物できっと修繕も必要になるでしょう。一口3000円です。

■もう一つは滋賀県の「こどもソーシャルワークセンター」です。ここは子供の貧困対策がらみで知り合いになった方の団体です。高校内居場所カフェやトワイライトステイという子供若者が夜にいることのできる居場所を作っています。赤裸々に財政状況がわかる投稿をFacebookでしていたのでご覧ください。

代表の幸重さんは九月に札幌に来るそうなので会いたいね。

■そういえば昨年は札幌自由が丘が授業料補助のためのクラウドファンディングをしていて、自分も支援しました。でも、お金ないないさん同士でやりくりしていくのも限度があります。本当は地域の福祉に必要な施設には行政からお金が出るのが筋だとは思いますが、そういう動きもしつつ日々の運営もしていかねばなりませんね。(火曜日)