■母親だといえ、成人した息子の犯罪について釈明したり謝罪したりする必要があるのだろうか。別の人間じゃないか。被害者が若くなかったという理由でさらに貶められるなんていかれている。
■貧困家庭の女子高生が「本当に貧困か」執拗に調べられ、攻撃されるいわれはあるか。それをあおる大臣の公費の使途には頬っかむりで。この数日、すっかり嫌な気持ちになっている。
■無理に明るい材料を探せば、無体なバッシングが広まるのに比例して、それはおかしいと異を唱える声も確実に広がっている。とはいえ、前者の勢いを止めるには至らない。だからこつこつと言い続ける。「おかしい」と。ヘイトデモを食い止めたカウンターの例もある。
■「もっとすっきり生きられないのかな」というのは誰のセリフだったろうか。マンガの登場人物だったと思ったが。テレビを見ていると、粛正する対象を次々に探しているように思える。そして、それに乗る人がいる。そうやって常に誰かをいじめていないと身がもたないのか。もっとすっきり生きられないのかな。