漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

多職種連携用ツール

■晴れているが時々にわか雨。最近良く出ているという虹を自分も見ることができた。写真は車中のため撮らず。

■昼から、多職種連携のために北大教育臨床センターで研究開発しているツールの講座に出席。イギリスの青少年支援のために使われている「共通アセスメント枠組み(Common Assessment Framework)」を元に、日本の青少年支援に関わる団体間の連携がよりスムースに行くようにしたもので、札幌の児童相談所なんかでも使うことになるかもしれない。札幌自由が丘や星槎国際高校、若者支援総合センターの人なんかも来ていた。

■支援対象者の情報をテキストデータで入力していくことで、一覧になり関係者が共通で認識できるのは、基礎資料としては良いと思った。実際使ってみてからのブラッシュアップをどこまで継続して出来るかが鍵だな。イギリスでは政府が進めているから継続性や使い勝手の向上が一定担保されているが、これを科研費レベルの事業にしているのはもったいないと思う。

■終了後、久しぶりのスタッフ送迎。訪問先に行くのは、ほぼ一ヶ月ぶりだ。長年訪問している先だが、来週初めて漂着教室に来てくれるとのこと。嬉しいな。

■札幌市が次年度の事業としてフリースクールの支援を検討している。それについての概要が出た。詳しくは「第3次札幌新まちづくり計画」のpdfファイルを参照して欲しい。これについてのパブリックコメントは11日から募集するとのこと。