漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

8年かかったが

■札幌自由が丘の亀貝さんに紹介されて「子どもの姿を語る会」という会に参加してきた。『学び合い』(二重括弧表記だそう)なる学習の研究会がもとみたいだが、テーマが「いっぱい語り合おう!!」で、コンセプトが「ダイアログ(対話)」なので、まあ部外者でも構わんだろうと事前連絡もせず出かけていった。参加者9名。

■結果は、いや、なかなかよかったですよ。話の内容より、札幌の小中学校の教師とケース会議以外で話をしたのって、ほとんどなかったので。教研集会でも出会わないし、ようやく繋がりの一端を見つけた感じです。

■向こうからも、話を聞けてよかった、とお世辞込みでも言われたのは、「不登校」のような対立軸を意識してつくらない、またはズラしてきたからだと思う。軸を決めちゃうと、お互いの立場が固定されちゃうので。それでも8年かかったな。

■学校もフリースクールも、子供を取り巻く環境の一因子ですよ。とりあえず次回もまた出たいと思う会でした。『学び合い』もまだよく分からんしな。授業見学してみたいんだけど、公開授業しないだろうか。

■この週末、やたらにケーサツが出ていた。対向車のパッシングで危うくネズミ捕りを逃れる。しかし、その後後続車がまったく来ないのだった。みんな捕まったのか。