「フリースクールからの提案
〜不登校の子どもなどマイノリティ(少数者)が輝く学校を!」
フリースクールは、これまで不登校などの子どもたちをサポートしてきました。このサポートは、これを求める子どもたちにとってきわめて貴重な居場所を用意するという形をとっています。そこで子どもたちはいきいきと学び元気に自己の力を伸ばしているのです。
私たちは、これまでのフリースクールの実践をとおして、この活動は教育の重要な一面をつくり出しているのではないか、と確信しつつあります。それは、不登校や発達障害をもつ子どもたちなど、今の社会でのマイノリティ(少数者)が輝く教育です。この活動を「オルタナティブ教育」と呼んでいます。
今回次のようなシンポジウムを企画しました。フリースクール運動のいわば草分けともいうべき役割を担ってきた「東京シューレ」と、独自の理念にもとづき子どもの発達を促している「シュタイナースクールいずみの学校」の代表を迎え、上の趣旨を世に訴え、共にこれからの学校と教育のあり方に問題提起したいと思います。
今、子どもをめぐって非常に深刻な問題が起こっています。私たちの企画はこのような問題とも切り結ぶ内容をもっています。多数の方がたのご参加を期待しています。
日時:1月27日(土)13:30〜16:30分(開場:13:00)
場所:札幌市民会館1号室(札幌市中央区北1条西1丁目)
費用:500円(会場費&資料代)
発題者:
奥地圭子(「東京シューレ」代表)
阿部和之(「シュタイナースクールいずみの学校」理事・事務局長)
亀貝一義(「札幌自由が丘学園」代表)
コーディネーター:
安宍一夫(北海道新聞編集委員)
主催:NPO法人フリースクール札幌自由が丘学園
tel:011-743-1267 fax:011-743-1268
e-mail:info@sapporo-jg.com
http://www.sapporo-jg.com
■フリースクールの今後の展開を考える上で、このシンポは非常に参考になるのではないか。上の3つのスクールは、どこも「学校」を指向している。必然的に新教育基本法も絡んだ話になるだろう。期待大。
■しかし、「少数者が輝く学校を」って、俺が子供の頃から聞いてる気がするんだけどな。ただ、かつては学校の目標だったそれが、今はフリースクールの側から言わなければならないものになっている、ということはあるかもしれない。