漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

心に住んでる修学旅行が育つんだ

■札幌の中学校は修学旅行で東北へ行く。先だっての地震の影響はやっぱりあるらしい。見学地の一部が変更になったと訪問先の子が言っていた。旅行先で地震にあった、という学校もあるんじゃないかと思うが、報道されないので分からない。

■旅程表を見たらあんまりタイトなスケジュールで驚いた。毎日朝6時起き。7時前に朝食を済ませ、後はひたすら移動移動。子供も大変だが、引率の先生も大変だろう。どうせ夜中も見回るんだろうし、睡眠時間なんてほとんどないんじゃなかろうか。

■きつい行程になってるのは交通機関が進歩したからだろう。俺は青函連絡船廃止直前の世代だが、船で本州に渡るのは時間がかかるのだ。列車だって今より遅い。移動に時間がかかれば自然と行動範囲も限られ、結果的に余裕のある行程になる。それが同じ時間で遠くまで移動できるようになると、広い範囲を動く分、厳しいスケジュールになる。

■でも、もっと厳しい日程なのは帰ってきてからかも。3日間休んだ後すぐ定期試験なんだそうだ。おちおち遊んでるヒマもない。そりゃ大変だなーと言ったら、「すげー楽しかったからいい」んだって。そいつは何よりだ。言うことなし。

■タイトルは岡村ちゃんの歌から。多分俺にもまだ住んでると思うんだけどなー。もういないかな。


本日の脳内BGM:ラブ・タンバリン(岡村靖幸