漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

憂さ晴らしの方法

■相馬氏は遊んで憂さ晴らし。ぼくは料理と掃除で憂さ晴らし。今日は台所をコンパウンドで磨いたり、油まみれの換気扇を協力洗剤で洗ったり、トマトソースを作ったり。

■「○○は□□をして初めて得ることのできるものだ」という言葉について。最近よく聞いて文句を垂れているのが「権利は義務を果たして初めて得ることのできるものだ」というやつ。他にどんな言葉を入れることができるだろうか。
「成功は努力をして初めて得ることのできるものだ」
「喜びは苦労をして初めて得ることのできるものだ」
「報酬は労働をして初めて得ることのできるものだ」
「健康は運動をして初めて得ることのできるものだ」
などなどかなぁ。

■こうして挙げてみると見えてくるのは「苦→楽」という構図だ。「人生楽ありゃ苦もあるさ」ではないのだ。苦を乗り越えないと楽にたどり着かないという考えは、真であるか。否、ぽっと楽になる瞬間だって、突然苦しい状況になることだってある。そもそも、楽も苦もモノのように存在するものではなく、時間の流れの中で刻一刻と移り変わって行くものではないか。幸せは「得る」というよりも「ああ、今おれは楽だなぁ」という時間の流れを実感するということでしかないと思う。

■ああ、これはついさっきまでボサノバなんぞ聞いていたからそう思うのかもしれない。今度、もうちょっと語ってみるか。今日はここまで。