漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

教育支援センター増える

■昨日はそこそこ歩いた。スマホの万歩計ではおよそ16,000歩。毎日これくらい歩けるといいな。車の日は難しいか。

■漂着教室は最近、勉強の場にもなっている。これはまなぷらっとの影響もあるかも。誰かが学んでいたり教わっていたりすれば、自分もやってみようかなと思うものね。

■札幌市が教育支援センターを拡充する。北海道新聞に記事が出ていた。これまで施設のなかった東区、清田区厚別区手稲区にサテライト会場をつくり週に2回、2時間程度授業をする(厚別区ってもともと青葉小学校に相談支援学級があったよね。なんで潰したんだっけ)。会場は区民センターや体育館、児童会館など。中学生対象のオンライン学習も始めるそう。

■通える場所がなくてあきらめた子もいるだろう。これまでが手薄過ぎたので増えるのはかまわない。2022年度の札幌市立小中学校の不登校児童生徒は4836人。昨年度の教育支援センター利用者は334人。10区すべてに設置で500人くらいになるかしら。それでも1割だ。まあ、だいたいそんなもんなんだよな、どこも。利用できる施設、ツールが増えるのはいいが「誰一人取り残されない学びの保障」と全員捕捉を目指すと子供が苦しい。あっても行かない、選ばない、それで手ひどい不利益を被らない。それが保障されてこその「選択」でしょう。

■北海道教育委員会からは地域連携校合同説明会の案内が届いた。地域連携校は北海道独自の仕組みで、小規模な高校が近隣の学校との連携や遠隔授業システムを活用して教育活動をおこなう。現在、29校が指定されている。6月22日(土)の13時から、場所は白石区民センター区民ホール。中学2年生、3年生とその保護者が対象とのこと。詳しくはリンク先よりどうぞ。

www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp