漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

遅くないとも

■ああ、遅くないとも。ぼくも木材、ちょうつがい、その他諸々を購入。明日はカーペットだよ。それにしても、訪問以外で買い物やら色々していると、改めて活動が広がりだしたのだなぁ、と感慨がわいてくる。

■そんな中、小学校の時の担任が亡くなったという連絡あり。明日、お通夜。結局お見舞いに行かなかったことを悔やむことしきり。馬鹿だなあ、おれ。

■その先生は小五・六と担任をしてくれていた。小六の卒業式の日、卒業証書をもらって最後の話をするという時に、ぼくはクラスにいた知的障害を持つ子をネタに騒いでいた。それを涙を流しながら怒ってくれたのが、その先生だった。結局、先生から卒業するぼく達に送る言葉は、障害を持つ人への差別に対する戒めとなって終わったのだった。クラスメートのみんな、ごめん。振り返ると、自分の中にある偏見・差別的意識を顕在化させ、それを批判的に考えていくスタート地点はここだと思う。あれから二十年以上が経つ。

■と書くとぼくはしんみりするのだが、同窓会で話したら、だれも覚えてないでやんの。

■訪問一件お休み。