漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

誕生日

■今日は三十四歳の誕生日。まず誕生日プレゼントなのか、豊水小学校の三階を借り受けるNPOが正式決定して漂流教室も入ることができることが改めて決定したとの電話あり。雪の中、市民活動促進センターに行くと、相馬氏が漂流通信を作っていてくれてそこに載せた占いに、相性のいいものとして「獅子座のB型」とありこれが相馬氏であるとの記事。これもまた改めてよろしくですよ。

■訪問先で戦艦武蔵のプラモデルを作っている子がいて、その細かいこと。プラモを見るたびぼくも作りたくなるので、今年はいずれ作ってみようと思う。

■数日前のNHKラジオを聞いてたらこんなニュースをやっていた。曰く「新学期が始まり、札幌の某小学校では始業式で校長先生が『冬休みの始まる時に、みなさんと自分の命は自分で守ろうと約束しました。今日は元気な姿を見ることができて良かったです』と挨拶し…」大人が子供に「自分の命は自分で守ろう」と言っちゃっていいものか。昨今報道される子供がターゲットになる犯罪を念頭においてのことだろうが、子供は自分を守る力が大人より弱いから被害者になっているわけで、これでは「大人はもう君たちがアブナイ目に遭うとしても、責任持てません」と宣言しているようなものではないか。

■更に仕事がらみで考えると、学校で自分の精神状態が危機的状況に陥るのを防ぐために子供が不登校という手段をとる場合、この手段をこの校長は肯定するのだろうか。屁理屈こねて突っ込むなと怒るなかれ。一般に子供は大人よりもできることが少ない。その中でようやくひねり出す問題解決を大人視点で否定するのは、それこそ大人げないんじゃござんせんか。

■さて、夜半雪はますますひどくなり、作ったエビチリを食べながら明日の気温の低さに嘆息。暖かくして寝よう。