漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

移転一周年


■早いもので、日誌をはてなダイアリーに移転してから丸一年。今後ともよろしく。

■「造り酒屋をもっと知る会」の顛末を書いた日誌について、食べ物は誉めて酒を誉めてないのはけしからん、と企画者からメール来る。会を通じて知り合いになったのだが、まさかサイトまで見てくれたとは思わなかった。ご指摘まことにその通り。申し訳ない。用意された数々の日本酒、大変おいしゅうございました。お詫びに、本日札幌駅北口にて開催の日本酒試飲会をスタッフに宣伝しておいた。

■10時から月例の勉強会。各々の訪問先の様子を聞く前に、明日の市民活動全道フォーラムの準備を手伝ってもらう。パネルに一言づつ書き、チラシを折る。チラシはあちこちに置いてもらえるよう小さくした。名刺大の二つ折り。なかなか良い出来と自己満足している。

■勉強会では、最近訪問を始めたスタッフから、やることがないと子供が悩んでいる、という相談が出る。訪問当初はだいたいどの子もあれこれサービスをする。ゲームを持ってきたりビデオを見せたり。しかし、ネタはいつか尽きる。その子も恐くそういう状況になったのだろう。そんなときは困ってるんだなーと思って、何をしたらいいか自分も一緒に考えていればいいのだが、俺や山田からのそういうアドバイスをする前に、他のスタッフから助言が出るようになった。いい傾向だと思う。

■勉強会終了後、道立精神保健福祉センター職員から開業医となった横山先生を招いての座談会に参加する。石狩かめの会主催。石狩市内を迷いに迷って、会場に着いたときには会も半ば、サイコドラマの最中だった。自身の抱える問題を演技で再現することで、自分や相手、または状況への気づきと理解を進める技法だ。役割を入れ替えることで、新たな観点を得る。これは、子供との会話やスタッフへの助言のさいに使えるかもしれぬ。横山先生のクリニックはこちら(↓)。「漂流教室」のチラシも置いてもらえることになった。
http://www.satsueki-clinic.comさっぽろ駅前クリニック)

■そのまま懇親会へと移行。大勢での飲み会というのはとんとご無沙汰なので、勝手が違ってとまどった。それにしてもみんなよく喋る。圧倒された。運転があって飲めなかったので、ビールを買って帰った。ああ、こんなことを書いたら、日本酒を買いなさい、とメールが来るかしら。