漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

土曜日みたいな感じがした日

■寒い。昨日の日誌で相馬氏が書いたように雪がちらつくくらいだった。

■午前中、北海道チャータースクール推進センターというML主催の勉強会に参加。今回は訪問による不登校支援について語る。参加者はとざんの渡辺さん、うちととざんでスタッフをしている畠山さん、自由が丘学園の金澤くん、フリーライターの木村くん。

■子ども−親−学校という三者が三すくみになって動けないところに入っていくことで人間関係の力学に動きを作ることができるのではないか、と考えていた訪問支援だが、これまでの活動を考えてみると訪問する側の動きというのは実はそれほど大したことはないのではないかとも思う。「訪問をお願いしたい」と親から電話があり、それに対して「子どもさんに漂流教室のことを話して否定されていないでしょうか」と確認をしているところで、すでに親を起点にして三すくみの解消に向かい始めているのだから。まったく、親御さんには頭の下がる思いだ。というような話などをする。他にも不登校サイレントマジョリティの話などしたが、これについては別の機会に。

■最後に北海道立特殊教育センターで五月に行われる特別支援教育セミナーについて金澤くんから教えてもらった。心理検査の方法などについて二日に渡り無料で学ぶことができる。参加することにしたい。

■夕方より昨日の午前中の訪問の振り替え。帰宅後、今日はお好み焼き。若干緩い。