漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

気の重い月曜

■月曜日の訪問先は木曜日とかぶっているところが多い。先週の木曜はバタバタとキャンセルが相次いで、今日はどうかと案じていたが、やはりまだ本調子ではない模様。訪問中止1件、時間短縮1件。訪問をしていれば、そういうことはよくあることだ。中には「休んだ」ということで必要以上に自分を責めてしまう子もいるので、気にすることはない、構わない、という話を丁寧にしてくる。天気もパッとしないし、なんとなく気が臥せってるのだろう。俺にしてからが、どことなく気の重いような週明け。

■市内の小中学校は開校記念日でお休み。しかし、天気のせいか、移動中もあまり子供を見かけなかった。訪問中止で空いた時間を潰そうと、古本屋に入ったら少しいた。男の子が2人、どのマンガが面白い面白くない、というような話をしている。目の前の棚に丸尾末広の『少女椿』があって、思わず差し出しそうになったが、なんとか踏み止まる。わざわざ進んで彼らにトラウマを残す必要はない。そう簡単に売れる本ではない。いつまでもその棚にあって、こっちでお膳立てしなくとも、いつか手に取ることだろう。ふふふふ。

小浜逸郎の本がなかなか読み進まない。教育関連の本を読んでいてどうもピンと来ないのが、「本当の自分」という問題。そんなことで悩んだことないのよね。いま読んでいる本にもそれが出てくる。もう少し丁寧に考えてみて、ここに書こうと思う。

■11月1日。新札登場。道交法改正。運転中の携帯電話使用は罰則の対象となる。それに不服はないが、運転中のカーナビ注視ももう少し厳しく対処してくれ。明らかに目をとられているドライバーがいる。ましてカーナビでのテレビ、DVD鑑賞をや。