金沢・夫婦刺殺 少年の逆送決定−−遺族「当然のこと、厳罰を」／石川
金沢市の会社役員宅で夫婦が刺殺された事件で、強盗殺人などの非行事実で家裁送致された石川県松任市内の無職少年（１８）に対して、金沢家裁（仲宗根一郎裁判官）が２９日に出した決定は、検察官送致（逆送）だった。少年は金沢地検の起訴を経て、成人と同じ公開の刑事裁判を受ける見通しだ。
【中略】
また、仲宗根裁判官は事件の背景にあるものとして「不登校、家庭内暴力など種々の要因から『非社会性人格障害』が形成されたこと」や「ホラー映画やインターネットの残虐映像、猟奇殺人のテレビゲームに傾倒し、人を殺すことに罪悪感を喪失させてきたこと」などを指摘した。
【後略】
最近の通信は漫画や投稿にスペースをとられているので日誌でニュースについて扱ってみようと思う。ニュースのリンク先はYahooなので数日後に消えると思うがご容赦を。
「非社会性人格障害」というのは、精神科のお医者さんが使うDSM-IVという診断基準でいうところの「反社会性人格障害*1」のことかと思う。これは診断名だから、患者さんがどのような状態を見せているかによってこの病名をつけたわけだ。ところが、この裁判官は逆に診断名から「不登校、家庭内暴力など種々の要因」という原因を判断している。これは逆なんではないか。
*1:これについてはhttp://homepage3.nifty.com/kazano/aspd.htmlを参照してみてほしい。はてなのキーワードでも情報を読むことができる。ブログって便利ですね
