漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

なんの意味があったのか

■夜のうちに大雪が降って景色が一変していた。車を掘り起こしてボランティアスタッフの送迎へ。新雪の上を走るのは緊張するが楽しい。バックカントリースキーに行く気持ちがわかるな。

■9日の不登校児童生徒支援連絡協議会について書きたいのだが、どうまとめたものか。不登校支援ポータルサイトと昨年12月に出た「不登校支援ガイドブック」をPRしたいのはよくわかったが、ただ紹介動画を流されても。質疑応答があるわけでもなく、それなら動画を各団体に送れば事足りる。

www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp

www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp

■内容はCOCOLOプランの踏襲だが、ほとんどなんの情報もなかったこれまでに比べたらずいぶん進んだ。だが、親の会の記載はなく、フリースクールの扱いも小さい。足したものより削ったものから姿勢がわかる。北海道は"そう"なのね。「HOKKAIDO不登校対策プラン」ともども読み込んで勉強会を開きたいな。

■後半の意見交換も時間が短く話らしい話はできなかった。わかったのはどこの教育支援センターもお金がないってことくらい。国の施策で役割は増えたが設備も人員配置も足りず、したがって利用者も増えず、悪戦苦闘しているさまが伝わってきた。前から言っているが、施策に組み込むなら基準を定め国が金を出して整備するのが筋だと思いますよ。各センターの声をまとめ国に要求するのが北海道教育委員会の仕事じゃないかな。