■他人には「いまの視点では見えないものもあるから常に点検を」なんて言いながら、自分もなかなかできないもので、また盛大にやらかした。振り返ればいつもおなじ過ちを繰り返している。「考えているつもり」「理解したつもり」の「つもり」が危ういとわかった「つもり」で失敗する。
■自分の乗っかっている構造はなかなか見えない。自分が進んでいるのに、バスの中からは景色が後ろへ流れて見える。バスはまだ揺れるが、社会構造はめったなことでは揺れない。今回の件でバスに気づき、降りることができるか。いや、うっかり降りたつもりになるとマズいから、ずっと乗っている意識でいた方がいいか。(7/31朝)