■今月の吉田聡『七月の骨』で才能と天才についていいことが書いてあった。読むといい。「月刊スピリッツ」です。確か一番最後だったような。
■渦中にいると見えないことが、一歩引いてみることでクリアに見えたりする。最近この「一歩引く」がなかなか出来ないな。それだけ余裕がない、ということなのか。
■で、強制的に一歩引かせる技がいくつかある。ひとつは現状を一枚の地図にしてしまう。または年表にしてしまう。もちろん頭の中で。それを読めば大まかな情勢や流れが分かる。もうひとつは、自分を俯瞰する。もちろん頭の中で。今いる自分を上方5mくらいから見下ろすことで、自分の状態が分かる。他人になってみる、という方法も有効だ。
■俺はかなり視覚優位なので、上に書いたようなことが"実際に見える"わけだけど、そうじゃない人はどんな方法を採ってるんだろう。「一歩引く技術」を話し合ったら面白いかな。