漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

内から攻められた

■息子の通う保育園の関係者からコロナ陽性が出たのが二週間前。連絡を受け慌てて仕事を早退し息子を迎えに行った時は、まさかこんなに長い間休園になるとは思ってもいませんでした。

■数日後保育園からの連絡で、濃厚接触者から新たに感染者が出たと連絡がありました。これでまた休園期間が伸びるなと思っていた矢先、今度は保育園から直接私に連絡が。「息子さんも濃厚接触者になってしまったので検査をお願いします」

■そのまま旦那の帰りを待ち息子を預け、保育園に検査キットを取りに行きました。玄関先で説明を受けながら、「息子さんの様子はどうですか」と聞かれたので、「数日前から鼻水垂れ増ですが元気です」と答え検査キット片手に帰宅。家では相変わらず鼻水をたらした息子と旦那がゾンビの映画を見ていました。

■翌朝検査を済ませその足で保育園にキットを届けに行きました。「朝取ったもので間違いありませんか」と数回確認を受けそのまま帰宅。帰り際に、「陰性でも陽性でもこれから先自宅待機になるんですよね」と聞くと、「そうです。健康観察期間になります」と言われそのまま山田さん、相馬さんに報告。

■その数日後保育園からの電話で陰性だったと連絡を受け一安心。「22日まで健康観察期間になります」と言われ、その間毎日午前と午後の体温を保育園に連絡することになりました。日曜日の分は月曜日にまとめて報告して欲しいとのことで承諾。元気一杯の息子と自宅待機に日々にようやく終わりが見えました。

■そうこうしているうちに近くに住む姉の体に異変が。身近に陽性者がでて姉も熱が出たそう。大変だねなんて話た翌日、姉も陽性だったと連絡がありました。

■今は甥っ子と義兄の結果待ちだそう。姉は味覚が感じなくなったそうで、なに食べても美味しくない、食欲がないと言っていましたが、幸い熱もなくある程度元気そうなので一安心。玄関先にこっそり差し入れを置いてきました。食欲がないのに家族のために作る食事ほど辛いものはないと思うので、姉の分のおかゆと、甥っ子と義兄のご飯を少し。テラスの窓から甥っ子が手を振っていました。

■外から囲まれていたコロナが内から出てきたと感じた数週間でした。終わり。