漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

テスト結果

■日曜だが、ボランティアスタッフの研修があって事務所に来たのだけど、出がけに札幌でのCOVID-19新規感染者が320人を超えたというニュースを見て、あらためてボランティア希望者に連絡し延期を決めた。

■しつこいようだが、マラソン開催にひっかかっている。札幌へのまん延防止等重点措置適用について鈴木知事は会見で、札幌市内の学校および石狩管内の道立校(高校ってことかな)の学校行事は中止や延期、規模縮小を要請した。5月の学校行事といえば修学旅行に宿泊研修、小学校なら運動会もある。運動会を延期するとして練習はどうする。これまた何度も繰り返すけど、マラソン開催との整合性はどうなる。(部活動は『十分な感染対策が取られている大会や、その大会への練習などを除き』原則休止とのこと。中体連はあるってことなのか。ついでにマラソン開催も正当化してる?)

■札幌市が要請した4月19日から動いていたら。まあ、俺もここまで広がるとは想像していなかったので偉そうなことは言えないが、それでもひとつわかったことがある。イベント開催を優先し、対策を怠るとどうなるか。テストの結果は出た。オリンピックに向けたいい見本になるだろう。「試される大地」で試した結果をきちんと活かしてくれ。

■やっぱり気になったので追記。「十分な感染対策が取られている」大会や練習には参加可ということは、「十分」の基準があるってことだよね。そうじゃなきゃこういう話にはならない。じゃあ、その「基準」を公開してほしい。それを満たせば修学旅行だって運動会だって開催できるわけでしょう。もし、統一した基準はなく個別の判断だというなら、行事も個別に判断したらいい。誰がやるのかしらないけど。というか、大会ひとつひとつ判断するのなんて無理なんだから、やっぱり基準はあるはずなんですよ。