漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

花火の音だった

■ソウアライブのお仕事が終わって、毎週月曜日は夜に漂着教室にやって来て郵便やメールの確認をしている。いつも通りにちゃかちゃかキーボード叩いていたら、突然外で「どがん」という音がした。何だ一体、雷にしては音が短いと思っていたら、また「どがん」と鳴った。その後また一つ。気味が悪いなあと思いTwitterに書いたら、大倉山あたりで花火を上げたのだという。なんでそんなことをしていたのだろう。夏あたりにやっていたような、コロナウイルス流行に耐える市民への応援ってやつか。サプライズはある意味つまらない、代わり映えのしない落ち着いた日常でやるから楽しいものなんじゃなかろうかね。落ち着かないこの状況でやるのは、躁病的なわちゃわちゃした気持ちを焚き付けられている感覚がある。ブルーインパルス飛ばして「医療従事者にありがとう」なんてのも、その仲間だ。

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■ひきこもり名人勝山実が最近書いている「ひきこもり幸福論」の中では、ちょっと鬱状態が正常であろうと述べています。感染症流行で鬱屈している毎日に思えるけれど、実はそれくらいでちょうどいいのかもしれない。少なくとも、訳のわからない飛行機飛ばしや突然の花火打ち上げはやらないでしょう。(火曜日)