漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ひきこもるな・出歩くな

■今日の漂着教室は風の通りがよく快適。快適すぎて来た人がばたばた倒れていく。みんな、暑さであまり眠れなかったんだね。お疲れさまです。

■「ポケモンGO」でカビゴンが手に入った。ポケモンの名を冠するゲームをするのは今回が初めてなので、見るものすべてが新しい。カビゴンはどこがカビなの? あの紫のふわふわは毛じゃなくてもしかしてカビ?

■近所の公園が「ポケモンGO」をする人であふれて気味が悪い。若者がスマホ片手に道路をうろうろしていて危ない。そんな話を見聞きするたび、なんだかなと思う。漂着教室のそばにも鴨々川沿いにルアーモジュールがしかけられ、釣り人よろしく人が並んでいる。確かにびっくりするけれど、気味が悪いの危ないのまでは思わない。だって、天下の往来だぜ。人がうろうろするためにあるんじゃないか。

■一方で、ひきこもるのも問題らしい。ひきこもるな。しかし、出歩くな。世の中は一生懸命、「お前は邪魔だ」というメッセージを子供や若者に向けて発信している。

■子供は学校に、大人は会社に。所属するところは決まっていて、外れれば弾かれる。不登校もひきこもりも「ポケモンGO」も根は同じだ。人をきれいに収納しておきたい。自分の想像する範囲のなかで動いていてもらいたい。その証拠に花火大会で道路にいくら人があふれても「気味が悪い」とは言われない。想像の範疇だから。気味が悪いと感じるのは勝手だが、口にしちゃダメだ。もう一度言うけど、天下の往来だ。歩こうが走ろうがゲームしようが勝手じゃないか。