漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

生きづらさアドベンチャー

■友達と酒を飲みながら話していて、はたと気づいたこと。「生きづらさ」という言葉、なんで「つらさ」だけじゃないんだろうか。「生き」を付けて語るのはなぜか。或いは「生きにくさ」とどう違うのかとも。「生きづらさ」と「生きにくさ」では、前者は「つらさ」単独の意味がまだ生き残っているのに対して、後者では「にくさ」単独の意味からは変化して「生きにくさ」という複合語の構成要素になっている。ということは、「生きづらさ」は「つらさ」の中のある範囲を「生き」を付けることで特定しているはずであろう。「生きづらさ」と言った時に零れ落ちている「つらさ」は何か。などなど話して一晩明けると、「生きづらさ」は内在しているが「生きにくさ」は外在しているもののようにも思えた。自他の境界とこれは関係するのだろうな。

■ちなみに酒を飲みながらこんな話だけしていたのではなく、リングフィットアドベンチャーもやって遊んだ。あれは酒を飲まずにやった方がいいです。(水曜日)