漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

アニソン祭り

■10月7日の山田の日誌じゃないが、むかしのアニメ、特撮の主題歌はやたらに威勢がよくて、いま聴くとつらい。平和のためみんなのため、正義の力で悪を滅ぼせ、ぼくらも一緒に戦うぞ、みたいなね。正義のため若い命を賭けたり、ハニワ原人を全滅させようとしたり、とにかく好戦的なのだ。

■一方で、それをかっこいいと思う感覚はやっぱりまだ自分のなかにあって、俺の場合は松本零士だ。銀河鉄道999はね、まだいいんだけど、ヤマトやハーロックがさ。「誰かがこれをやらねばならぬ。期待の人が俺たちならば」「友よ明日のない星と知ってもやはり守って戦うのだ」

宇宙海賊キャプテンハーロック

■それが80年代半ばあたりでちょっと様子が変わる。このあいだ急に『昭和アホ草子あかぬけ一番』の主題歌が頭のなかに流れ出したんだけど、『ストップ!! ひばりくん』とか『うる星やつら』とか、前にもここに書いたけど『宇宙船サジタリウス』とか、雄たけびを上げない、団結しない、肩ひじ張らない歌に新しい風を感じた。曲もかっこよかったしね。バイファムとか「ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット」とかな。

銀河漂流バイファム


ダーティペア OP [STEREO]

ボトムズじゃないが、「たたかいはあきたのさ」。ロボットアニメなのに厭戦ムード漂う歌が印象的。

炎のさだめ

■今期観るアニメは『僕のヒーローアカデミア』と『ハイスコア・ガール』かな。最近はミュージシャンとのタイアップが当たり前になって、いかにもなアニソンは減っているけど、いまの小中学生はどんなふうに感じているのか。そういやこのあいだプリキュアの人気投票番組があって、主題歌からなにから初代プリキュアの独擅場でした。確かにかっこいいもんな。

ふたりはプリキュア OP「DANZEN!ふたりはプリキュア」五條真由美