漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ぶらぶら

■暖かいが風の強い一日。近所の公園に散歩に出たが、砂ぼこりが舞ってひどかった。大きな公園で、遊具もあれば池もある。もう少ししたらボートにも乗れる。池のふちには枝垂桜が咲くようで、ボートの上から花見はよさそうだと思ったが、酒を飲めないのがつらい。漕ぎ手を募集すればいいのか。

■園内をぶらぶら歩きながら考える。公園は誰でも入れる。好きなときに来て好きなときに帰ることができる。過ごし方も問わない。お金もかからない。漂着教室もそんな形がいい。とはいえ、まったくの自由ともいくまい。むしろ図書館の方が近いか。「本を読む場所」ということが共有されている。では、フリースペースとはどんな場所なのか。「休む場所」「さぼる場所」だろうか。しかし、休むという行為は、一定の継続した行動があって初めて成り立つ。毎日休みに来るのはちょっと無理だ。とすれば、フリースペースといえどやはり「なにかをする場所」になる。それが「フリー」つまり個々の自由に任されているということか。ちょうど公園でスケボーをしたりランニングしたり、さまざまな人がいるように。となるとやはり公園を目指すべきなのか…。

■ぐるぐる回って答は出ないが、ひとつ、面白そうな企画を思いついた。ちょうど通信をつくっていたので、そこに書きました。ここにもそのうち転載します。まだほかのスタッフに相談すらしてないし。(4/17夕)