漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

今の全ては過去の全ての未来の希望

■ボランティアスタッフ中村です。もう名乗る必要もない気がする。毎週水曜日は誰が書いてるかもうわからない方がむしろ先入観もなく言葉がすんなり入ってくるのではないだろうか。なぜなら文章は人間が書いているが画面上では言葉しか存在しないのだから。

■発毛剤か何かのCMで「今始めれば未来が変る」という謳い文句があった気がする。この言葉、使いどころによっては危ない言葉でもあるし正しい言葉でもある。「今始めれば」と言って人を焦らしたりあるいは恐喝まがいに人に押し迫ったり。そういう意味では危うい言葉。政治屋がよく使う手法。

■正しさでいえば未来は今変えることが出来るとも解釈できる。でもそれは決して今でなくてもよかったりする。アルバート・アインシュタインアメリカ(?)に向かう船に乗ってる時に新聞記者の質問に対して言ったという言葉がある。“私は未来のことは決して考えない。どうせすぐにやってくるのだから”

■一秒経てば未来にもう行ってることになるし逆に一秒前のことは過去になる。なので未来を心配して焦って「今」やる事って意外と少ないのかな? だって未来はすぐにやって来るのだから。

■なんてな事をこの曲を聞きながらこの纏まらない文章を書いています。映画かぐや姫の物語の主題歌、二階堂和美で「いのちの記憶」