漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

スタッフ研修は難しい

■今年度はここ数年入っていた講演、講義の連絡がない。未練がましくサイトを見てみるとまだ今年度の情報がアップされていないので、なにか仕組みが変わったのかもしれない。それで代わりに入ったのがボランティアスタッフの研修なのだが、これがまあ難しい。

■そもそもボランティアスタッフの研修自体、12年ぶりになる。まだ事務所を持つ前に一度やってみたのだが、10分で終わってしまって適性のなさを痛感した。俺には他人に伝えたいことがない。以降、山田に任せっきりでここまで来たのだが、今年度からボランティア担当は相馬、訪問先担当は山田と仕事を振り分けたので、慣れない研修に取り組んでいる。さいわい、講義で使った資料はたくさんあるので、それらを組み合わせて10分で終わらない算段はついた。

■今日はこれからスクールソーシャルワーカーを目指す学生の実習がある。なぜ見学先に漂流教室を選んだのかよくわからないが、資料はつくった。相談支援パートナーとして学校のなかから見えること。そして漂流教室の活動から見えること。「支援」と「かかわり」のバランスといういつもの話に落ち着いた。

■その後は二回目のボランティアスタッフ研修の資料をつくります。全三回にして、しかも最後の一回はフリートークにしようというたくらみ。そのためにはそれまでの研修で、好きにおしゃべりできる環境にしておかないとね。一回目は固い話が多かったので二回目はもっとゆるくしなくっちゃ。